銘柄分析;6047 Gunosy
1.実績分析
a) 2015年8月期以降、各四半期の売上・営業利益が右肩上がり。
きれいに伸びる銘柄は以外と少ない。IBJの他にあったかな?
b) 2016年5月期販管費が同一規模で推移
粗利増加額が営業益増加額に直結する構造に。
売上の伸びにより2016年11月期の営業利益率は19%まで到達。
c) 粗利率が低下基調
IPOから1年間くらい見てたレントラックスにも見られた傾向。
動向に留意する必要あり。
2.将来予想
a) 売上は当面伸びると思われる。
b) 販管費は大きく増加しないと思われる。
1DLあたりの広告費用が2016年11月期で大きく下がったため。
→ニュースパスのDLが好調なことが要因か。
お金をかけずともDL数が取れている状況なので、あえて広告を追加投入する必要がないと予想。
まだまだ四半期ベース利益が伸びることを期待しています。
2016年の振り返り 2 (値上がり率上位銘柄の一口分析)
G3 7月から8月に6倍超に。低位赤字株が黒字業績見通しを開示したことがきっかけと思われる。開示をフォローしておけという話
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月1日
TBASEは今見るとなんでこんな買われているの?って感じだけど4月発表の本決算見てから予想PER1X倍は安くね?で買えないことなかったし、結局5倍くらいあげたわけだし株価は正義ですね。
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月1日
安川も中計見てから買って4倍とれたみたいです。
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月1日
5件程レビューしただけですが、個人投資家でも乗るチャンスはあるなという印象。
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月1日
アライドアーキテクツ、Qベース黒字化をトリガーに上昇基調を形成。中国SNSマーケット参入を材料に急伸。売上増の実績をベースに上昇を続けた。
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月1日
NUTSはよくわからないのでフライト、Apple Pay需要を反映した業績上方修正をトリガーにするすると上昇。
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月2日
チャームケア、強気の会社予想と本決算含む3四半期の好調をベースに、会社予想の信ぴょう性が評価されたものと思われる。老人ホーム開設計画の将来的な業績寄与も期待された。
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月2日
トリケミカル、元々増収増益基調で強気な中計発表をトリガーに4倍
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月2日
ヤーマン、業績が全てという感じ。
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月2日
イーガーディアン。大きな材料というより業績が着実に伸び(といいつつ+70%とかだけど)PERが見直された印象
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月2日
雑にコメントしたけど自分でも買えそうなやつは、一時的にでも業績が大きくよくなってる。+30%とかじゃなく50%以上
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月3日
2016年の振り返り
+68.06%時価ベース
チャイナショックだ、Brexitだトランプショックだと騒がれ短期的に下げる局面もありましたが結局は日経平均も前年度から微上げで終えた一年でした。
2016年の相場おさらい
— 野獣 (@yajyusan) 2017年1月1日
1月、2月 高成長株のPER見直しによる下落→銘柄変更のチャンス
7月 Brexit騒動→放置でOK
11月 トランプショック→放置でOK
売買銘柄 儲かった順
(証券会社から落としたデータをそのまま使っているため株式分割等で実態を反映していない場合があります)
・1銘柄を半年で30%*2回転したようなイメージか。
行ラベル | 銘柄名 | 利益率 |
6184 | 鎌倉新書 | 40% |
7717 | ブイ・テクノロジー | 63% |
6048 | デザインワン・ジャパン | 33% |
6062 | チャームケアコーポレーション | 29% |
3901 | マークラインズ | 65% |
6047 | Gunosy | 19% |
9517 | イーレックス | 17% |
6071 | IBJ | 52% |
6035 | アイ・アールジャパンHD | 16% |
6030 | アドベンチャー | 18% |
3679 | じげん | 34% |
3929 | ソーシャルワイヤー | 31% |
6029 | アトラ | 6% |
4771 | エフアンドエム | 10% |
6087 | アビスト | 6% |
3665 | エニグモ | 4% |
2193 | クックパッド | 8% |
3172 | ティーライフ | 1% |
3228 | 三栄建築設計 | 0% |
2154 | トラスト・テック | 1% |
9416 | ビジョン | 0% |
6055 | ジャパンマテリアル | -3% |
6032 | インターワークス | -2% |
3134 | Hamee | -10% |
2477 | 比較.COM | -3% |
6630 | ヤーマン | -6% |
6186 | 一蔵 | -5% |
6532 | ベイカレントコンサルティング | -5% |
6099 | エラン | -6% |
8945 | 日本社宅サービス | -5% |
3910 | エムケイシステム | -8% |
2130 | メンバーズ | -8% |
4366 | ダイトーケミックス | -9% |
6093 | エスクローAJ | -8% |
6046 | リンクバル | -13% |
7638 | シーマ | -26% |
3931 | バリューゴルフ | -8% |
7833 | アイフィスジャパン | -33% |
3963 | シンクロ・フード | -11% |
鎌倉新書は入り出ともいいタイミング。決算・上方修正後に飛びつき上髭をつけたタイミングで売却。PERもおよその目途になった。
— 野獣 (@yajyusan) 2016年12月31日
— 野獣 (@yajyusan) 2016年12月31日
チャームケアは四半期ベースの好業績と中計。売却は少し早かった。上がったら引っ張るのか?それとも高値からの下落をもう少し許容すべきか。
— 野獣 (@yajyusan) 2016年12月31日
シンクロフード。むやみにIPOにつっこまない。利益の源泉くらいは把握しておく。人材業だった。
— 野獣 (@yajyusan) 2016年12月31日
バリューゴルフ、主力株でリスクをとりにいった結果なのでやむなしか。下方修正からの成り行き売りで損を限定できた。
— 野獣 (@yajyusan) 2016年12月31日
シーマ、いまいち下げた理由がわからず。メガネしかり低位株には手を出さない方がベター?
— 野獣 (@yajyusan) 2016年12月31日
2013年の振り返り
+ 87.86% (時価ベース)
この年は日経平均も+50%超だったので相場に助けられただけだったと思います。
当時の投資手法は四季報を通読して増収増益企業をピックアップして、あとはなんとなく買っていた記憶があります。
5月~6月に相場が大きく下げていますが、なんで下げたのでしたっけ?
2012年の主力はシュッピン、トレジャーファクトリー、FPG、日本管理センターあたり(おそらく)
確定ベースリターン(利益金額順)
3179 | シュッピン | 77.12% |
2749 | JPホールディングス | 145.08% |
3811 | ビットアイル | 84.58% |
7611 | ハイデイ日高 | 42.25% |
3644 | 1STホールディングス | 50.77% |
7818 | トランザクション | 52.93% |
3756 | 豆蔵ホールディングス | 53.87% |
4668 | 明光ネットワークジャパン | 55.14% |
2751 | テンポスバスターズ | 12.82% |
9795 | ステップ | 44.15% |
2362 | 夢真ホールディングス | 20.45% |
2341 | アルバイトタイムス | 12.24% |
2196 | エスクリ | 7.54% |
6405 | 鈴茂器工 | 10.75% |
3034 | クオール | 4.67% |
2154 | トラスト・テック | 7.27% |
3077 | ホリイフードサービス | -0.17% |
2374 | セントケア・ホールディング | -2.60% |
3660 | アイスタイル | -8.03% |
3639 | ボルテージ | -8.13% |
3157 | ジューテックHD | -5.59% |
銘柄分析;6184 鎌倉新書
1.収支サマリ
単位: | 百万円 | ||||||||
全社期間 | |||||||||
Q | YYYYMM | 売上 | 原価 | 粗利 | 粗利率 | 販管費 | 販管費率 | 営業益 | 営業益率 |
1 | 201504 | 262 | 114 | 148 | 56.49% | 102 | 38.93% | 46 | 17.56% |
2 | 201507 | 285 | 153 | 132 | 46.32% | 72 | 25.26% | 60 | 21.05% |
3 | 201510 | 292 | 137 | 155 | 53.08% | 96 | 32.88% | 59 | 20.21% |
4 | 201601 | 308 | 128 | 180 | 58.44% | 120 | 38.96% | 60 | 19.48% |
1 | 201604 | 295 | 121 | 174 | 58.98% | 126 | 42.71% | 48 | 16.27% |
2 | 201607 | 346 | 129 | 217 | 62.72% | 105 | 30.35% | 112 | 32.37% |
単位: | 百万円 | ||||||
セグメント累計 | |||||||
セグメント; | 書籍 | Web | |||||
Q | YYYYMM | 売上 | 粗利 | 粗利率 | 売上 | 粗利 | 粗利率 |
1 | 201504 | 59 | 0 | 0.00% | 204 | 0 | 0.00% |
2 | 201507 | 52 | 0 | 0.00% | 232 | 0 | 0.00% |
3 | 201510 | 59 | 0 | 0.00% | 233 | 0 | 0.00% |
4 | 201601 | 69 | 0 | 0.00% | 239 | 0 | 0.00% |
1 | 201604 | 44 | 0 | 0.00% | 251 | 0 | 0.00% |
2 | 201607 | 45 | 0 | 0.00% | 301 | 0 | 0.00% |
今回の銘柄分析は鎌倉新書です。
2016年前半の主力銘柄で70%弱の確定利益をとることができました。
売却の理由は2016年4月決算の売上が前四半期を下回ったことで、会社予想の未達懸念を抱いためです。当時の予想PERが45倍くらいあったので一度売ることにしました。
先日発表された2016年7月決算を見ると業績そのものは全く問題なかったことがわかります。(チャート的には1Q発表後4,000円台から2,500円台まで下げていますが…)
四半期毎の数値を見てみると以下のことがわかります。
a)2016年4月決算売上が2016年1月決算比で減少した理由は書籍事業の売上減少によるもので成長トリガーとなっているWeb事業は順調な伸びを示しており、2016年7月決算ではWeb事業の伸びがより顕著になっていること。
b)2016年7月決算で単四半期の営業益が従来水準を大きく上回り、営業利益率も30%を超えたこと(これまでは20%前後)
季節傾向はないように思われますので、販管費をコントロールすれば同程度の利益率は確保できる状態になったと考えます。
売上増加の余地はどうでしょうか?私はまだまだあると考えます。
2.財務状況
この手の事業形態なので財務状況は極めて健全です。
3.結論
今後の利益拡大が大いに期待されます。
目下のPERはそれなりに高いですし、ここのところ株価も上げてしまっていますが打診買いしてみました。
以上